完本 高橋亨京城帝國大學講義ノート
〈朝鮮儒學史編〉〈朝鮮思想史編〉

全2巻

【著者】
高橋亨(京城帝国大學名誉教授)
【編者】
権純哲 권순철(埼玉大学教養学部教授)

書名「完本 高橋亨京城帝國大學講義ノート〈朝鮮儒學史編〉」
体裁/A5判、上製、総1,350頁
定価/本体22,000円+税
ISBN/978-4-86691-307-0
刊行/2021年2月

書名「完本 高橋亨京城帝國大學講義ノート〈朝鮮思想史編〉」
体裁/A5判、上製、総600頁
定価/本体10,800円+税
ISBN/978-4-86691-308-7
刊行/2021年2月

本の内容

近代学問としての朝鮮思想研究の祖であり、京城帝国大学初代名誉教授であった高橋亨。その多大な研究業績は、敗戦後、帝国意識あふれる植民地官学イデオロギーの典型とされた。高橋のイデオロギーへの強い批判の一方で、語学から仏教、儒教にわたる比類のない業績は、未だ十分検証されていない。書籍化が少なかったこともあり、高橋の朝鮮研究の全貌は、講義ノートにのみ残されている。

世界の朝鮮研究に資する、幻の講義ノート60冊を2巻にまとめ一挙刊行!

正誤・訂正表
『完本 高橋亨京城帝國大學講義ノート』<朝鮮思想史編>初版に、以下の誤植がありました。
ここに訂正し、謹んでお詫び申し上げます。
・p.は頁数、l.は行数を示す。
頁、行 誤 → 正 備考
p.6 斷絶缺丁 → 中斷缺丁
p.10, ⅰ 原典の造字と  → 削除
p.10, ⅳ 応じて → 應じて
p.138, 末尾 続558頁 → 續555頁
p.381, 注 関連記事 → 關連記事
p.413, l.6 参謀 → 參謀
p.429, l.8 の稱 → 削除
p.461, 注 触 → 觸
p.578, l.1 一九一七年 → 一九一六年
p.578, l.1 そして → 翌年
p.580, l.9 楠本 → 高楠
p.582, l.12 その底辺 → その底邊
p.584, l.3 王道儒道から → 王道儒道より
p.588, l.4 朝鮮史学 → 朝鮮史學
p.591, l,17 關連して後述する → 削除
p.596, l.5 出でザル → 出デザル
p.596, l.14 然レどモ → 然レドモ
p.600, l.6 봉선[]  → 봉선
p.606, 注3 千八白數十張 → 千八百數十張
p.606, 注3 「論文審査の要旨」に據りたい。 → 「論文審査の要旨」にある「紙數約二千六百枚」の枚を頁とすれば、「千八百數十張」と整合する。
p.606, 注9 (一九三七、一九三八、一九三九) → (一九三七、一九三八)
索引ⅺ, 普照國師 → 390 追加


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2021年7月