2回配本

仏教植民地布教史資料集成〈朝鮮編〉 【編集復刻版】

全7巻

【編・解題】
中西 直樹(龍谷大学教授)
【推薦】
坂口 満宏(京都女子大学教授)
柴田 幹夫(新潟大学国際センター)

体裁/A5判、上製、総約3,880頁
揃定価/175,000円(+税)
刊行年月/2013年6月〜12月

本の内容

近代以降、日本仏教各派は、衰微したアジア仏教の復興を目指し、現地に開教使(師)を派遣した。開教使(師)たちも、仏教復興によってアジアの振興に貢献するという使命感に燃えて、布教活動に従事したに違いない。
 しかし、彼らの実際の活動は、現地を日本の従属化におく植民地政策の一端を担うものであり、現地の宣撫工作のため、日本政府や軍部に利用・動員され、彼らも率先してこれに協力してきたのである。こうして、日本の敗戦後、その布教活動は途絶し、実態の検証や布教の再開もされぬまま、関係資料は散佚しつつある。
 本書は、朝鮮における日本仏教の布教の記録を集めたものであり、引き続き、台湾、中国、北方・南洋の資料の復刻を予定している。
 ◎本資料集成は、『仏教海外開教史資料集』ハワイ編・北米編・南米編(いずれも不二出版刊)の続編にあたる。

配本概要

刊行年月巻数(収録号)ISBN価格
第1回配本2013年6月第1巻~第3巻978-4-906943-10-475,000円+税
第2回配本2013年12月第4巻~第7巻978-4-906943-14-2100,000円+税