ミステリ雑誌シリーズ2
黒猫
【復刻版】
全11冊・別冊1
イブニング・スター社 刊〈1947年〜1948年〉
【解題】
石川 巧(立教大学教授)
【監修】
浜田 雄介(成蹊大学教授)
【推薦】
浜田 雄介(成蹊大学教授)
山前 譲(推理小説研究家)
体裁/B6判、並製、総約800頁(化粧函入)
ISBN/978-4-906943-92-0
揃定価/45,000円(+税)
刊行年月/2014年12月
別冊内容/解説、総目次、執筆者索引
本の内容
詩人だったポーは、スリルとサスペンスという材料を使って新しい詩を書いた、それが探偵小説の誕生だった―
そう語りかける本誌は、「ポーが黒猫を書いた時と同じ情熱をもつて」1947年4月に創刊された。探偵小説への禁圧が解けたこの時代、乱歩は探偵作家クラブを結成し、新人作家が台頭して、多くの佳作が生まれた。戦後混乱期に全11号を発行した本誌のダーク・ロマンティシズムを、当時の造本のままに復刻する。