全2回配本
ミステリ雑誌シリーズ4
半七捕物帳 初出版集成
【編集復刻版】
全6巻・付録1
博文館他 刊〈1917年〜1937年〉
【解題・解説】
浅子 逸男(花園大学教授)
【推薦】
逢坂 剛(作家)
浜田 雄介(成蹊大学教授)
平岡 敏夫(筑波大学名誉教授)
体裁/B5判、上製、総約2,000頁
揃定価/132,000円(+税)
刊行年月/2017年7月〜2018年4月
付録/
岡本綺堂自筆原稿(複製)『廿九日の牡丹餅』
戯曲『勘平の死』前・後編
本の内容
★第二回配本刊行!
時代推理小説のさきがけ。綺堂の傑作を初出雑誌で読みなおす。
・初出誌の挿絵、ルビ、活字、行間、で描出される江戸末期の風俗
・一話ごとの冒頭に解題を添え、流布本との違いを詳述
『半七捕物帳』は岡本綺堂による時代小説であり、捕物帳の嚆矢である。またその連作は、近代日本における時代小説・探偵小説草創期の傑作である。しかしその初出雑誌と、後に纏められた単行本や文庫本や全集とを比すと、数多くの異同が見受けられる。本企画では、初出雑誌に掲載された本文と挿画を、発表年代順に収録し、第1巻巻頭に解説を記し、各作品の冒頭には詳細な解題と書誌情報を付して復刻するものである。
配本概要
刊行年月 | 巻数(収録号) | ISBN | 価格 | |
第1回配本 | 2017年7月 | 第1巻〜第3巻 | 978-4-908976-30-8 | 66,000円+税 |
第2回配本 | 2018年4月 | 第4巻〜第6巻 付録1 | 978-4-908976-34-6 | 66,000円+税 |