全3回配本
仏教植民地布教史資料集成〈満州・諸地域編〉
【編集復刻版】
全8巻
【編・監修】
中西 直樹(龍谷大学教授)
野世 英水
大澤 広嗣
【推薦】
坂口 満宏(京都女子大学教授)
柴田 幹夫(新潟大学国際センター)
体裁/A5・B5判、上製、総約3,800頁
揃定価/200,000円(+税)
刊行年月/2016年12月〜2017年12月
本の内容
近代以降、日本仏教各派は、衰微したアジア仏教の復興を目指し、現地に開教使(師)を派遣した。開教使(師)たちも、仏教復興によってアジアの振興に貢献するという使命感に燃えて、布教活動に従事したに違いない。しかし、実際の活動は、現地を日本の従属化におく植民地政策の一端を担うものであり、現地の宣撫工作のため、日本政府や軍部に利用・動員され、彼らも事実上これに協力する結果となった。
こうして、日本の敗戦後、その布教活動は途絶し、実態の検証や布教の再開もされぬまま、関係資料は散失しつつある。本資料集成は、朝鮮編・台湾編に引き続いて、中国満州地方を中心として日本仏教のアジア布教全体を俯瞰できるような文献を集め復刻したものである。
配本概要
刊行年月 | 巻数(収録号) | ISBN | 価格 | |
第1回配本 | 2016年12月 | 第1巻〜第2巻 | 978-4-908976-10-0 | 50,000円+税 |
第2回配本 | 2017年6月 | 第3巻〜第5巻 | 978-4-908976-13-1 | 75,000円+税 |
第3回配本 | 2017年12月 | 第6巻〜第8巻 | 978-4-908976-17-9 | 75,000円+税 |